【大学連携講座】下関市立大学にて講義「商業集積 商店街とショッピングセンター」を実施しました!(2026年7月8日)
福岡販売士協会では、将来の地域経済や流通業界を担う若い世代に向けて、実践的なリテール知識を届ける大学連携講座を展開しています。
2026年7月8日、下関市立大学にて特別連携講義を実施いたしました。
当日は柳純教授の講義枠において、1年生約230名の学生の皆さんに受講いただきました。
講義概要と登壇者紹介
現場の実務経験を持つ販売士が登壇
本講義では、福岡販売士協会理事であり日本販売士協会登録講師・ファイナンシャルプランナー(FP)の金子孝志氏が講師を務めました。
現場で培われた小売・開発の実務知見をもとに、教科書だけでは学べない生きた地域商業のダイナミズムを伝える講義を行いました。
講義テーマ:「商業集積 商店街とショッピングセンター」
地元商業の歩みと唐戸商店街の現在
講義前半では、大学周辺の商業集積がどのように発展してきたか、その歴史的変遷を解説しました。
あわせて、下関の地域経済を長年支えてきた代表的な商店街である「唐戸商店街」の現状を取り上げ、身近な街の商業環境について考察を深めました。
先進事例に学ぶ商店街再生:香川県高松丸亀町商店街
続いて、中心市街地活性化の全国的なモデルケースとして知られる高松丸亀町商店街の事例を紹介しました。
地権者が自らディベロッパーとなって進めた再開発手法に触れ、商店街が時代の変化に対応して持続的に再生するためのポイントを学びました。
ショッピングセンターの進出動向と都市構造の課題
講義後半では、ショッピングセンターの明確な定義や業態分類を整理し、下関市内における大型商業施設の進出状況を解説しました。
郊外化に伴うスプロール現象や中心部の空洞化など、地方都市が直面する課題を提示し、今後の地域社会と商業のあり方について学生の皆さんへ問いかけました。
双方向の対話で深める学びの場
受講生への問いかけと熱心な反応
講義中、金子理事は一方的な解説にとどまらず、受講生にマイクを向けて直接意見を求める場面を設けました。
指名された学生の皆さんも真剣に考えを述べ、広い教室全体が一体となって地域商業の未来について考える活気ある時間となりました。
受講生アンケートに寄せられた声
講義終了後に実施したアンケートでは、多くの受講生から気づきや関心の深まりを示す感想が寄せられました。
- 「商店街とショッピングセンターの違いを明確に知ることができて勉強になりました。
進学に伴って下関に来たばかりだったため、地域の商業環境を身近な事例で学べて分かりやすかったです」 - 「商業開発などの実務経験を持つ専門家から直接お話を聞くことができ、大変参考になりました。
大学周辺にある施設の歴史や変遷にも興味が湧きました」 - 「曖昧だったショッピングセンターの定義や、現在の商店街が直面している具体的な課題を深く理解できました」
地域と次世代をつなぐ教育支援をめざして
福岡販売士協会は、実務と学術の架け橋として、今後も教育機関との連携を継続してまいります。
受講生の皆さんが街を歩く際、今回の学びを通じて新たな視点で店舗や商店街に注目していただけることを期待しています。

